京扇子 大西常商店

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扇子の選び方ガイド

京扇子製造卸販売の大西常商店での接客風景写真

大西常商店の若女将、大西里枝と申します。

日々、店頭で扇子をお求め頂くお客様へ購入のサポートをさせていただいています! 扇子をはじめて購入する方も多いかと思いますので、簡単に扇子の選び方についてガイドさせていただきます。

  1. 扇子ってどれを選べばいいの?

    夏扇子・舞扇子・祝儀用扇子など、様々な種類がありますが、主に涼をとるための扇子をお求めになる方が多いです。男物・女物に分かれていますが、気に入ったデザインであれば、性別は関係ありません。最近は、メンズのシックなデザインをお使いになりたい女性の方が増えています。

  2. 値段の違いってなに?

    値段の高い扇子と安い扇子、どう違うのかと聞かれることが多いです。 いろんな要素があるのですが、主に「骨の数」と「扇面の加工」で違いが出ます。

    骨の数
    扇子に使用する骨の数量でずいぶん風の量が違います。弊社では35本の骨が多いですが、45本や60本になると一気に風の量が増えて、使用感がぐっとあがります。骨の数が多いほど値段が上がります。
    扇面の加工
    紙扇子の場合、3,000円以下の扇子は、片面だけ絵がついているという場合がほとんどです。それ以上ですと両面に柄がはいっていて、2パターンで扇子を使っていただけるお品が多いです。手描きになるととさらに値段が上がります。
    絹扇子の場合は、3,000円以上のものがスタンダードですが、片面張りになっています。麻地のものはお手頃ですが、正絹の場合はぐっと値段があります。
  3. 紙扇子と絹扇子ってどっちがいいの?

    夏扇子の中にも種類があり、紙扇子と絹扇子に分かれています。絹扇子は1枚の布でできているのですが、紙扇子は3枚の紙を重ね合わせて作られています。弊社でおすすめしているのは紙扇子です。圧倒的に強く、長持ちします。10年間使用しています!という方もおられるほどです。

  4. 人に差し上げる時はどんな扇子を選べばいいの?

    退職や還暦などのイベントごとは5,000円以上のものをお勧めしていますが、ちょっとしたプレゼントとして贈られる場合は3,000円前後のもので構いません。とはいえ、人によって、色や柄の好みがあるものです。そういう時は、プレゼントしたい方のお手回り品の色目をチェックしてください。ポーチや手帳など、小物を選ぶ時の好みがわかります。 それでもよく分からない!迷う!という方はぜひその方のお写真をご用意ください。お顔の雰囲気や色味、お召し物の様子などを拝見することで、よりお似合いになりそうなお品をご提案させていただきます。店舗やオンライン、お電話口でも結構ですので、どうぞお気軽にご相談ください。

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お気に入りの一本が見つかりますように!