2017.08.26

<よみもの>お盆の習慣 vol.3

15日の朝はしらむし。清水寺御用達の浪川菓舗で求めます。

このように、蓮の葉にしらむしを乗せてお供えします。

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昼は、こぼうとかんぴょうのあんかけ汁、ずいきの胡麻和え、枝まめ、おつけもの、白ごはん。

3時のおやつはお素麺をお供えします。

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16日の朝は、茄子のおみそしる。薩摩芋と茄子の白みそ和え、ごはん、あらめ、漬物。

そして、送り火の日恒例の「お土産団子」もご一緒にお供えします。

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つやつやと丸みをおびた美しいお団子。まだ私が小さかった頃、あまりの誘惑についつい盗み食いをしてしまった事もありました。(もちろんゲンコツが飛んできましたが)

 

このお団子はご先祖様があの世に持って帰りやすいように紐で結びます。(どこかで見たことがあると思ったら、酔っ払いのお父ちゃんが持って帰ってきてくれるお土産の姿にそっくりです)

それ以外にも塔婆や蓮の葉、古くなった仏具をまとめて紙に包みます。

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その後、自転車を走らせて最寄りの公園へ。普段は子供たちでにぎわう公園も、この日ばかりはなんだか異様な雰囲気。

お盆の最終日にあわせて、たくさんの御供え物入れがおいてあるのです。昔は御供え物を鴨川に流していたこともあったそうですが、時代の流れとともに御供え物も市が回収するようになったそう。

 

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「お気をつけてお帰りください」とお祈りをしてから、公園をあとに。これでお盆の仕事はおしまい、です。

そして、夜が更けると家族みんなで松原橋へ。ご先祖様のお帰りをお送りするためです。

 

煌々と赤く燃える「大」の文字。

 

この送り火を振り返りつつ、あの世にお帰りになるというご先祖様。

 

ご先祖様の目にはどんな風に映っているのかしら。空の上の方から全部の山々をご覧になっているのかしら。

 

お迎えに伺ったり、お食事を用意したり、お土産をつくったりと、具体的な行動でお仕えした1週間。決して目にすることができない「ご先祖様」という存在がぐっと身近に感じられるようになったように思います。

 

命を紡いでくれた先祖がいること。先祖に恥じないように、日々を善く生きて行こう、としっかりと手を合わせるのでした。

 

 

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